03 November 2004
この街で出会えたら アレックス ウィッチェル Alex Witchel 山田 久美子 / 集英社 スコア選択: ★★ 『グヴィネス・パルトロウが映画化権獲得!』っていう帯宣伝につられなんとなく買ってしまった本。 舞台はニューヨーク。主人公サンドラはユダヤ人でファッション誌のエディターをしている。 仕事はまあまあだけど、私には素敵な婚約者がいるし。。。と思ったらその婚約者には他にも婚約した女がいた。。。って所から話がスタート。 勝手な思い込みでラブ・コメっぽいのりを想像していたので、展開は予想外でした。 けっこうヘビーな内容。 ゲイでエイズを患い死んでしまうサンドラの友人ポールの話はかなり哀しいものがありました。 病気になって初めてわかった彼の見栄から出たうその数々。 ニューヨーカーは見栄っ張りと聞いたことはあるけれど、こんなにまでして見栄を張らなければ生きていけない都会なのかね?? なんて思いながら読んでいました。 婚約者(こいつが又すごい見栄っぱりだったってことが後半判明!)、親友ポールの見栄を張った生き方を見て、サンドラ自身も見栄を張った生き方をしていたことに気がつく・・っていうお話。 サンドラがユダヤ人という設定で、NYのユダヤ人のことがこと細かに描かれている。 おそらくこれが気に入ってグヴィネスは映画化権を獲得したんじゃないかな?
by sonicDM
| 2004-11-03 16:54
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