名優の演技を観る映画 『白いカラス』 The Human Stain

a0015955_23241.jpg23 June 2004

名優がこぞって出演してる映画にかぎって駄作に終わってしまうことが多い中、『白いカラス』はアンソニー・ホプキンス、ニコール・キッドマン、エド・ハリス、ゲイリー・シニーズと個性の強い4人の共演にしては成功作です。
逆を言えば、これだけの名優を集めなければ、客の入らない話。

邦題の『白いカラス』がアンソニー・ホプキンス演じるコールマン・シルクがカラードでありながら白人を装った人生にスポットをあてた話と思わされてしまいますが、原題のThe Human Stain(人間の傷)通り、人生の傷にどう向き合うか?を観客に問いかける映画です。
この傷というのが、自分の過ちからできた傷ではなく、運命としかいいようのないもたらされた傷なのでとても重く考えさせられる話です。

ただ日本人の目にはお父さんもお母さんもどうみてもカラード(たぶん、お母さんが白人と黒人のハーフという設定なんだと思います)お兄さんも妹もカラードなのに、一人ひょっこり白人で通るような子供が生まれることってあるの?っていう点に神経が行ってしまいますね。
なので邦題の『白いカラス』は名邦訳だといえるでしょう。

4名優の演技を楽しむつもりでいけば損のない映画です。

評価
★★★★

予告でやっていたニコール・キッドマンのステップフォード・ワイフ、おもしろそう。
[PR]
by sonicDM | 2004-06-23 23:03 | Film
<< 今日のLostprophets 販促来日になったようだね、わん... >>