暗い日曜日 Gloomy Sunday

a0015955_194442.jpg27 June 2004

My DVD Collectionからのお勧め作品

この映画はいろんな方向から宣伝を作ることが可能なんですね。

1.自殺を誘発するということで発禁になった『暗い日曜日』(実際にあったできごとです)の作曲者の話
2.戦争で国境ができた人間の友情の行方
3.若い作曲家と年配のレストラン・オーナーを共有する美しい女。。。

で、やっぱり一番客目をひきそうなのは3.ってことで、予告編はこの内容を強調したものでした。
で、まんまとその戦略にはまり観にいってしまったわけですが、もう涙なしでは観られないよくできた映画でした。

舞台は第二次世界大戦直前のブタペスト、主な登場人物は
レストラン・オーナーのラズロ
そのレストランで働く美しい女性イロナ
『暗い日曜日』の作曲者の若い青年アンドラーシュ
イロナに思いを寄せレストランに足を運ぶドイツ人、ハンス

男性3人はみんなイロナが好き。(いや~このイロナを演じているエリカ・マロージャンっていう女優さんは本当に綺麗です。)
この美しいイロナを巡る話に戦争が加わり物語を複雑にします。
ラズロはユダヤ人です。第二次世界大戦が勃発し、ドイツ人ハンスとの間にドラマがあるのはおわかりいただけると思います。
おもしろいのは男たちにははっきりとした宗教や国籍があるのに対し、イロナの人種や宗教は一切出てこないところ。
男は肩書きにとらわれる生き物で、女は生きるためには肩書きなどいらないという結論が描かれています。

一見女性向きの映画ですが、これは男性にも楽しめる良質のドラマです。
なんだかパッケージがエロい三文ドラマっぽいのは頭にきますね!
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by sonicDM | 2004-06-27 19:45 | Recommend
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