カテゴリ:Film( 127 )

メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬

30 Mar 2005
The Three Burials of MERQUIADES ESTRADA

a0015955_2325438.jpg観終わった今ではちゃんとタイトルが言えるようになったけど、観る前はなぜか『パーマ・エルドリッチの3つの聖痕』と区別がつかなかった。。。(3が同じなだけじゃん!)
バリー・ペッパーも思わず泣いちゃう、トミー・リー・ジョーンズ親父がとっても怖い話。
腐り行く死体との旅。
チープなホラーにはない怖さあり。
怖すぎて思わず笑ちゃうようなシーンもあり。
『狼男アメリカン』を思い出した。。。(ちょっと違うけどね)
人がゲーム感覚でいとも簡単に殺される現代。
『殺人の罪を償う』ってこれぐらい荒療治じゃなきゃダメなんじゃないか?
なんて思わせる映画だった。
見るだけならとにかく美しい、しかし暮らすには決して楽ではないであろうメキシコの風景と、友情を貫く男の潔さと待ち受けた現実の残酷さがうまくマッチしていた。

評価
★★★
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by sonicDM | 2006-03-30 23:00 | Film

ラストデイズ LAST DAYS

20 Mar 2006

a0015955_944027.jpg最終回は8時15分とちょっと遅め&休日前ということで満席。
『カート・コバーンの最期の2日間を描いた映画』という認識で劇場まで足を運ぶ人が大半と思われるけれど、監督のガス・ヴァン・サントはあくまで『カート・コバーンに対する追悼作品ではあるけれど伝記的作品ではない』と説明している作品。
意味不明な行動、繰り返す同じシーン、時間軸がバラバラな映像でマイケル・ピット演じるブレイクが『かなりヤバイ』感を出していく手法。
個人的にはカート・コバーンに思い入れはないので、はっきり言って『なんだかな~』な映画。
ガスちゃんの自己満足映画ですな。
しかしマイケル・ピット君ははまり役だったね。
きっとガスちゃんは彼にリバー・フェニックスの姿も重ねていたんだろう。

評価

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by sonicDM | 2006-03-21 09:34 | Film

ヒストリー・オブ・バイオレンス

12 Mar 2006

マリア・ベロ演じる妻のチアガール姿が衝撃、いや、笑劇的って点だけが印象に残った映画。
舞台が日本だったらセーラー服姿ってとこだろうか?なんて考えてしまった。

評価★
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by sonicDM | 2006-03-12 23:44 | Film

ジャーヘッド Jarhead

a0015955_12361123.jpg25 Feb 2006

湾岸戦争時、実際戦地に赴いた海兵隊員アンソニー・スオファードが書いた『ジャーヘッド/アメリカ海兵隊員の告白』がベースになった映画。

湾岸戦争の裏側を描いた作品としても優れていると思うが、単純に、一人の青年が『人生は甘くない』を短期間で体験してしまう過程が淡々と描かれた秀作。

評価
★★★★★
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by sonicDM | 2006-02-26 13:16 | Film

ミュンヘン Munich

04 Feb 2006
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数式の答えのようなきっちりした結末がある映画が好きな人にはお勧めできないスピールバーグ監督の問題提起物。
監督自らがユダヤ人ということでとりあげた題材だとは思うが、映像の視点にユダヤ人ゆえの肩入れはなく、この世からなくならない『怒りの連鎖』を淡々と描いている。
9・11以降の今、知名度の高いスピールバーグがこの映画を公開する意味は高いと思う。

しかし、お堅いテーマながらエリック・バナのファション・ショーは見ものだった。
ちょっと暗殺者にしては目だってないかあ??だったけど。
まあ一番よかったのは、はだかだけどね。むふ。

評価
★★★★

4っ目はエリック・バナのファッション・ショーに
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by sonicDM | 2006-02-05 16:40 | Film

白バラの祈り ゾフィー・ショル、最後の日々

31 Jan 2006
Sophie Scholl - Die Letzten Tage
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ヒトラー政権下、ヒトラー打倒を呼びかけた『白バラ』の紅一点、ゾフィー・ショルが処刑されるまでを描いた映画。
毎度この手の実在の人物を元にした映画は『へえ~すごい人がいたんだ~』で終わってしまう人なのだった。
で、いまひとつうまくこの映画の感想を書けないので、劇場でもらった公開が楽しみな近日公開作チラシを紹介。


ジム・ジャームッシュ監督のブロークン・フラワーズ。ビル・マーレイ演じる中年男性にある日突然息子の存在を告げる手紙が舞い込む。。。って話らしい。ちょっと『ライフ・アクアティック』とかぶる気もするが『心を打つおかしさ』っていう宣伝文句に期待が高まる。

ジョニー・デップのコスプレ物リバティーン
『この世の最も野蛮で、風変わりで、奇妙な男』で、共演にジョン・マルコビッチって、くわれちゃってないのかちと心配ですが、チラシの出来、素敵です!
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by sonicDM | 2006-01-31 21:12 | Film

フライトプラン Flightplan

28 Jan 2006
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それなりに面白い映画だとは思うが。。。サスペンスとしては詳細が雑。
誰もピーター・サースガード演じるカーソンの身元確認をしていないのがおかしいし、要求通り会社が送金しちゃったとしたら、当然振込み口座から犯人の目星ついちゃうでしょ?
動機もなんだか弱いよね。
悪役の多いショーン・ビーン、実は黒幕?と思ったけど、頭の切れない機長だった。。。がっかり。
一般乗客が目にすることのない機内の裏側はたしか『エア・フォース・ワン』で披露済だし新しさもなし。
主演、ジョディー・フォスター!のわりには内容がちゃちなサスペンス。

評価
★★
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by sonicDM | 2006-01-28 17:03 | Film

プライドと偏見 Pride & Prejudice

17 Jan 2006

a0015955_2028649.jpgジェーン・オースティン原作のPride & Prejudiceの映像化。
最近では『ブリジット・ジョーンズの日記』にこの本が登場して話題になった。

英国人で旬の女優といったらキーラ・ナイトレイなんだろうが、あの痩せた胸にデコルテ丸出し状態のドレスはなんだかな~だった。
ダーシーを演じた男優もなんだかパッとしない人でねえ、この手の映画は女性客が圧倒的に多いんだから見栄えのする男優そろえてもらわんと。。。

う~ん、個人的にはあそこまで家族をぼろくそに言われた相手を好きになるかな????
って疑問が残った映画だった。
活字で読んだら奥の深い作品なのかもだが『持参金のない娘は嫁にいけない時代の話』はやっぱり古いと思った。

評価

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by sonicDM | 2006-01-17 20:05 | Film

ロード・オブ・ドッグタウン Lords of Dogtown

22 Dec 2005
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70年代、アメリカ西海岸でスケートボード界に旋風を巻き起こした実在の『Z-BOYS』をモデルにした青春映画
かっこい~スケボー・アクションにがんがんの音楽、成功、女、挫折。。。そんな感じのチャラ、チャラした映画なんだろうな。。。と勝手に思いこんでいたので、予想外の出来の良さで感動までしちゃった。
スケート・ボードで食べていくことになった3人の生き様がメインの話。
野心家のアルヴァ、堅実派のステイシー、自由人ジェイ。
スケート・ボーダーの話ながら、一般労働者にもあてはめられる。
観客はどのキャラクターの生き方に共感するかで、その人の理想とする働き方がわかる映画だ。
3人の成功に対し、ヒース・レジャー演じる、彼らを有名にして一儲けしようと企みつつ、自分が彼らを通じ夢見ることを忘れたくなかった男スキップの転落人生が生々しくてよかった。

評価
★★★★★

Official Site
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by sonicDM | 2005-12-23 02:08 | Film

キング・コング King Kong

14 Dec 2005 (Roadshow 2005-63)
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先行上映で観てきた。
う~ん、SFX職人さん達の自己満足映画なんじゃないだろ~か?
まず、上映時間が長すぎる。
無駄なシーンが多いっていうのかな?
コングが生息している島にたどり着くまでがまずまったりしすぎだし、いっそのこと『コングVST-Rex』っていうタイトルで1本撮ったら?っていうぐらいコング対恐竜のシーンが長すぎる。
なんだかジュラシック・パークを観てる錯角に陥る。
どうみてもこんな状況で生き残る人間いないでしょ?な、無理な映像だし。。。
最大の敗因は言葉の通じない野獣と美女の間の愛がいまひとつ観客に伝わらない点にあると思う。
ジェシカ・ラング版の時のコングは汚れた彼女を滝のシャワーにつれていったり、ちょっと洋服をめくろうとしたり助平心があったのに対し、ナオミ・ワッツ版はそういうのがない。
人間臭さがなくて、見せ物になったコングへの同情心もあんまりわかないのだよね。
やっぱりピーター・ジャクソン監督は良い子向け作品の監督なんだと思う。
あと、ジャック・ブラックがまじめに演技してるのもシラケタな。
なんとなく情けない男=エイドリアン・ブロディってのははまり役だったけど。
いっそのこと全くの新バージョンってことで、ジョリー様みたいなかっこい~女優を抜擢して、ダメ・コングを調教する。。ってな話にしちゃった方がおもしろかったんじゃないかな?
男は美人に弱い。。。っていう不変のテーマはともかく、逞しい男に守られたいっていうのはもう現代にはちょっと古臭い。
リメイクするからには工夫が必要だった一本

評価

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by sonicDM | 2005-12-16 00:46 | Film